今日はTOHOシネマズららぽーと富士見で映画「シス不死身の男」を観ました。
第二次世界大戦のフィンランドが舞台の映画で、フィンランドの老兵が金塊を掘り当て、それを隠し持って戦地を旅するのですが、ナチスの兵隊に捕まり、命と金塊を奪われそうになるのだが、老兵はナチスの兵隊を斬殺します。
その殺し方がサバイバルナイフで頭蓋骨を貫通させたり、銃で頭を撃って粉々したりと、とても痛快です。
老兵もナチスの兵隊も完全に人間の心を失っています。
戦争というのはこんなにも人間を狂気にして人でなしにしてしまうのでしょうか。
てっいうかこの映画は戦争狂気コメディなので真面目に考えずに楽しんだほうがいいです。
下の写真を見てください。
主人公の老兵ですが顔の表情も目つきも常軌を逸しています。
そして自分の怪我した傷口を自分で針金で縫ってガソリンをかけて消毒するシーンがあります。
ランボーにも同じようなシーンがありますが、この映画は完全にランボーを超えています。
そしてこの映画のラストは老兵が銀行へ行ってカウンターの上に大量の金塊をぶちまけて
「換金してくれ、高額紙幣がほしい」
と言います。
この映画のタイトルのシスというのは、フィンランド語で、すべての希望を失えば人間はどんなことでもやってのけるというような意味なんだそうです。
僕はこの映画を観てこの老兵のように、気に食わない弟の頭をハンマーでかち割って粉々にしてやりたいという衝動に駆られてウズウズしたのですが、僕は希望を失っているわけではありません。
せっかくバイトも決まったし、今度久しぶりに友達と会う約束もしたので、自分の人生を破綻させてしまうような愚行は避けて、愚かな弟は自分の人生には存在しないものとして、自分の人生を大切に生きていきたいと思います。