トーホーシネマズららぽーと富士見で映画「アイアンクロー」を観ました。
あとで調べたらフィリッツフォンエリックは1966年にプロレス武道館初進出のメインイベントで馬場さんと対戦していることが分かりました。
僕は1964年生まれなので2歳のときですから世代的に知らねぇ〜〜〜ってヤツです。
スクリーンに向かうエスカレーターで年配のおじさん2人がエリック兄弟の話をしていました。
エリック兄弟が活躍していたのは80年代で僕は高校生だったので、あまり憶えていません。
全然関係ない話ですが、間もなく公開されるアニメ映画「ぼっちざろっく」の等身大パネルが設置されていたので撮影しました。
可愛っちい感じなので観てみたいです。
エリック兄弟を演じていた役者さんたちは、このために肉体改造してマッチョになっているところがすごいです。
それでもご覧のように右の実物のエリック一家のほうがもっとすごいです。
とくにエリックの親父の顔が怪物みたいでコワいっす。
この映画は実話でエリックの親父の息子は5人いて長男は幼くして死に、3男は日本ツアー中に急死し、4男5男は自殺するということで呪われたエリック一家と言われていました。
このエピソードはなんとなく知っていましたが、3男が日本で死んだことと4男と5男が自殺だったことは知りませんでした。
とくに4男がオーバードーズするシーンは僕も経験があるだけにやるせない気分でした。
それと死んだ長男と3男と4男と5男が天国で再開するという生き残った次男の想像シーンもこれもまたやるせない気分でした。
それと実際の試合の再現シーンで登場したハリーレイスとリックフレアーは雰囲気がそっくりで僕を含めてプロレスファンは嬉しかったのではないかと思います。
僕は勝手にエリック兄弟は全員死んでお父さんは寂しい余生を送っていたと思っていたのですが、最後で次男だけは今でも生きているという事実を知り、それだけは救われた気分になりました。
この映画は悲劇であると同時に親子と兄弟の愛情と絆の感動的な物語です。
エリックの厳格な親父を演じた俳優さんも顔も体もダミ声のマイクパフォーマンスもカッコよかったです。
それと次男の恋人もとても可愛らしくて優しいキャラで、いいなぁ~僕もこんな彼女がほしいなぁ~と思いました。
次男はこの恋人と結婚して娘も2人いて今も幸せに暮らしているそうな。
それだけはめでたしめでたし。
追記
今回はシネマイレージカードに6ポイント貯まっていたので無料鑑賞しました。
おまけ
以前、2人の叔父にプロレスの話を振ったらグレート東郷とか超古い人の名前が数名出て来てしまったので、これもまた知らねぇ〜〜〜ってヤツです。
昔はフィリッツフォンエリックとかフレッドブラッシーとか怪物みたいなレスラーがたくさんいたと思いますが僕は世代的にお母ちゃんのオッパイを飲んでいた頃なので知らねぇ。
僕が一番好きだった外人レスラーはディックマードックです。
レスリングも上手いし喧嘩ファイトでも強いというとても良いレスラーでした。しかも強さが極端に目立ってしまっているタイプではないし、技も垂直落下式ブレーンバスターやカーフブランディングなど華やかだったし、膝と肘の使い方が上手いところも良かったです。
僕がプロレスを見始めたのは80年代以降です。
馬場さん猪木さんの試合を観ていた世代ですが、この2人の本当の全盛期(ビルロビンソンなどと戦っていた時代)は70年代で僕はまだ子供でプロレスは観ていなかったので、どちらかというと鶴田、天龍、藤波、長州の世代です。
一番好きだったのは天龍ですが、昨年サインをして頂いた藤波さんは今年70歳ですがまだ現役を続けていらっしゃいます。
僕は今年還暦を迎えますが、藤波先輩が頑張っている姿を見れば僕もまだまだ頑張れます。