核保有国つまり核兵器の保有を公表しているのは2019年末時点で8カ国(中国、フランス、ロシア、英国、米国、インド、パキスタン、北朝鮮)です。
ではこれらの国が実際に核兵器を使用することはあるでしょうか。
結論から言ってそれはNOです。
核兵器を持つことによって、ウチを攻撃すると酷い目に合うぞ!という威嚇にはなりますが使用することはできません。
その理由はまず第一に国のトップも人間ですから、そんな怖ろしいこと、つまり核ミサイルの発射命令など出せません。
まあアメリカは広島と長崎にとてつもなく怖ろしいことをしましたが。
そして第二の理由としては、たとえば北朝鮮が日本に核ミサイルを打って日本の国土全域を焼土にしても自分に良いことは何もないからです。
しかも核ミサイルなんか打たれた日にゃあ、そこは放射能で何千年も使い物にならない土地になってしまうのですから入ることはできないし何の意味もないのです。
なのでなにも核廃絶核廃絶と目くじらを立てて躍起になる必要はないのです。
むしろ世界中の国が核兵器を持てば抑止力、つまりお互いに手出しができない状態、たとえて言えば剣の達人同士が刀を構えてお互いに隙がなくて硬直状態が続くのと同じで、戦争が起こらず世界中の平和が保たれるという考え方もあります。
しかしこれは昔の考え方で、もし今時影響力のある人がこんなことを言ったら相当叩かれるでしょう。
でも理屈が通っているし今でも密かにそう思っている人はいるのではないでしょうか。
僕もそう思っている人間のひとりです。ごめんなさい。m(_ _)m