おむぅの日記

主に今日の出来事、フィギュアやドールのこと、映画の感想、ひとり日帰り小旅行などを綴ります。そして時折知ったかぶりもコキます。

僕が幸福ではない理由

僕は自分の人生の中で働かない弟がいるというのがとても嫌です。

今まで職場などで何回か「弟さんは何をしているんですか?」と訊かれたことがあります。

僕は正直に「何もしていません、引きこもりです」と答えてきました。

とてもみっともなくて恥ずかしいので嫌です。

僕は体裁ぶるのが大嫌いなので適当に嘘をついたりしません。

弟は高校を卒業して以来35年間社会的引きこもりを続けていて、これからもまったく働く気がないようです。

弟は働かないんだか働けないんだか知りませんが社会に出て行かない、あるいは出て行けずに、社会と一切接点がなく、話し相手は耳が遠く話が通じないことが多い認知症の母親だけという孤独な状況を続けているのだから本人だって決して自分が幸福だとは思っていないでしょう。それとも平気なんですかね。

とにかく家族にひとりでも幸福ではない人間がいたら僕も幸福ではありません。

僕だけではありません。母だって父だって幸福ではありません。つまり弟は35年間も親不孝を続けているのです。

母も父も不幸なまま死んだら成仏できません。

弟は両親が死んだ後も永久に親不孝を続けることになるのです。

非常に悲しい話ですがこれが現実です。

僕の家族だけの問題ではありません。これが8050問題という社会問題を抱える現代社会の現実なのです。

僕はたぶん来月から働くことになると思いますが、僕がひとりで働いても僕がひとりで幸福になることはできません。

弟も社会に出て働いて自分の人生を充実したものにしてくれないと僕も幸福ではありません。

人は幸福になる権利があるのではなく幸福になる義務があるのです。それは人はひとりで生きているわけではないからです。

家族のためにも幸福にならなければならないのです。

弟が働かないのは弟の勝手だということにはなりません。

僕は働き始めたらできればお金をためて、ひとりで家を出てアパートで暮らしたいです。

存在しているだけで家族を不幸にしている弟の顔なんかもういい加減見たくないし口も利きたくないからです。

弟は家で母親に対してデカい声で威張っているのでうるさいしもう本当に嫌なんです。僕のこともバカにしています。

親は必ず子供より先に死にます。

僕が家を出て両親が死んで家の貯金が底をついたら弟は食べていけなくなります。

そうなっても僕は弟に経済的な援助な一切せず見殺しにします。勝手に餓死すればいいんです。

悲しいかなこれがうちだけでなく8050問題を抱えている現代社会の現実であり末路なのです。 

なんでこんな世の中になっちまったのか。これじゃあすべての人類は不幸じゃないか。