おむぅの日記

主に今日の出来事、フィギュアやドールのこと、映画の感想、ひとり日帰り小旅行などを綴ります。そして時折知ったかぶりもコキます。

ゴッホは真の絵描きである

まずは絵画におけるプロとアマチュアの違いについて知ったかぶりをコキたいと思います。

自分で描いた絵を売って生計を立てている人がプロだと思いがちだけどそれは違います。

自分で描いた絵を売っている人は売れるような絵を描いているのです。

つまり普通に描く絵と売れるように描く絵は違うのです。

この普通に描く絵というのは自分が描きたいように描いている絵で、売れるように描く絵というのはただ綺麗なだけの絵です。

ゴッホは画商にこういう絵を描いてくれと言われてもそれを断り、自分が描きたい絵しか描かなかったので、生涯でたしか3枚か4枚しか売れなかったのです。

オランダ時代のゴッホは、暗い色調で農民たちの生活を描いていました。『ジャガイモを食べる人々』という作品がその時期の代表作です。

そしてこれもゴッホの作品です。

どうでしょう。渦巻きが画面の真ん中に大きく描かれていて観ていると目眩がしてきそうで、あまり心地よい絵とは言えません。

このようにゴッホは売ることを前提とせずに自分が描きたいモチーフを描きたいように描いていたので真の絵描きであると言えるでしょう。