おむぅの日記

主に今日の出来事、フィギュアやドールのこと、映画の感想、ひとり日帰り小旅行などを綴ります。そして時折知ったかぶりもコキます。

随自意と随他意

家は本門佛立宗という宗教を信仰しています。

本門佛立宗はその本尊は日蓮聖人であり、経典は法華経でお題目の南無妙法蓮華経を唱えます。

ご存知かもしれませんが日蓮系の宗教は分派分派でその宗派は数多あり、本門佛立宗も分派で派生した宗教ですが、きちんと得度を受けたお坊さんのいるれっきとした仏教なので、決して在家教団の胡散臭い創価学会なんかとは一緒にしないでください。

さてそんなことはともかくとして、以前本門佛立宗のお寺である渋谷の乗泉寺で教養講座みたいなものがあったので参加したのですがテーマは仏教用語の「随自意と随他意」でした。

本堂でお看経(南無妙法蓮華経を唱えること)があり、そのあとに随自意と随他意についてのお坊さんの法話がありました。

もうだいぶ前の話なので内容は憶えていないし難しかったのでよく解りませんでした。

そこで今日この随自意と随他意をネット検索してみました。

するとすぐ本門佛立宗のサイトが出て来て、そこにはこう書いてありました。

『仏が自らの悟りをそのまま説き示すことを随自意といい、衆生の能力や求めるところに応じて教えを説くことを随他意という。仏の本意が説き明かされた法華経本門は随自意の教えであり、それ以前に説かれた諸経は随他意の教えである。』

つまり要点だけだと難しくないですが、お坊さんが法話で詳しく話すと難しくなってしまうんでしょうね。

この随自意と随他意の考え方を日常生活に取り入れるとするなら、自分の考え方で人にアドバイスするのが随自意的行為であり、その人の考え方や性格などを考慮してあげながらアドバイスするのが随他意的行為ということになるのかもしれません。

そう考えるとなんか随他意のほうが思いやりがあるように思えますが、人は皆んな考え方が違うわけですから随自意でアドバイスしたほうがその人にとって新しい発見になるし自分とは違う性格の人の意見を取り入れることによって自分の成長に繋がると捉えることができるかもしれません。

いずれにしても僕は本門佛立宗の信者なので法華経の教えである随自意の思想で生きてゆこうと思います。なんて言うとカッコいいかもね。✌