今日は家のすぐ近所のちょっとした歴史を紹介したいと思います。
ふじみ野市は上福岡市と大井町が合併してできた市で家のすぐ裏は合併前は大井町でした。
自転車で家を出て大井町に入り畑の中の道を通って道なりに行くと江戸時代に古坂といわれていた道(旧鎌倉街道)に出るので、そこを右に曲って行くと十字路があります。
そこをまっすぐ行くと大井弁天の森があるのですが、左に曲って行くと川越街道に出ます。ちょうどそこが江戸時代に大井宿という宿場があったところにあたります。
ここまで自転車で10分もかかりません。
ちなみに大井宿といえば中山道の大井宿が有名ですが、そことはまったくの別物です。
ここの川越街道の大井宿には「本陣」などの宿泊施設や食堂、菓子屋、雑貨屋、箒屋などの店もありました。
本陣には身分の高い人や幕府の役人などが泊まりました。
江戸時代の地図測量で有名な伊能忠敬も、文化11年(1814)5月20日に大井宿の本陣に泊まっています。
僕は高校時代毎日自転車でこの川越街道の江戸時代に大井宿だったところを通って埼玉県立大井高等学校(現・埼玉県立ふじみ野高等学校)に通っていました。
そういったわけで僕が住んでいる地域は大した歴史はありませんが、ここへ引っ越して来て50年になるので、それなりに愛着があり、やはり自分が住んでいる地域の歴史を研究すると面白いです。
それではまた何か調べたらこのブログで発表させていただきます。