おむぅの日記

主に今日の出来事、フィギュアやドールのこと、映画の感想、ひとり日帰り小旅行などを綴ります。そして時折知ったかぶりもコキます。

本門佛立宗について

私の家は本門佛立宗を信仰しています。

しかし私はこの宗派に関しては些か疑問を感じることが多いです。

まずこの宗派は本門佛立宗以外の宗派を謗法といって見下しています。

そして本門佛立宗の信者でない人を謗法人といい本門佛立宗のお寺でないお寺を謗法寺といいます。

そして酷いエピソードとしては、本門佛立宗では御講といって僧侶と信者が信者の家に行ってお題目を唱えるというイベントがあるのですが、ある家で御講をやったときに僧侶がその家に飾ってあったお雛様を見て「こんなものを飾ってはいけない。しまいなさい。」と言ったそうです。

つまり本門佛立宗は非常に排他的で寛容なところがないのです。

ましてやお雛様というのは宗教ではありません。

純粋に親が子供の成長を願うひとつの文化であり信仰とは切り離して考えるべきです。

しかも同じ仏教であり歴史と伝統のある浄土真宗真言宗を謗法といって馬鹿にしているのです。

浄土真宗親鸞が開いた歴史と伝統のある宗派だし真言宗弘法大師が開いた歴史と伝統のある宗派です。

ですから同じ仏教である他の宗派はその宗派としてリスペクトすべきであり、他の宗派を謗法などというのは宗教に対する冒涜です。

そして他の宗派の信者は自分の信仰している宗教の教えが正しいと思ってやっているのですから、そういう人たちを謗法人などというのはとんでもない侮辱です。

ただしオウム真理教統一教会は否定すべきだし創価学会も批判していいです。

そして本門佛立宗の酷いエピソードをもうひとつあげます。

あ、その前に言っておきますが本門佛立宗は南無妙法蓮華経を唱える宗派です。

その本門佛立宗でかつて勉強会があったのですが、そのとき僧侶が「南無妙法蓮華経南無阿弥陀仏では雲泥の差なんです」と言ったのです。

その僧侶は自分で勉強してそう思うのかもしれませんが、そう思うのなら自分で勝手にそう思っていればいいのであって、それを信者の前で発表すべきではありません。

このように本門佛立宗は自分の宗派だけが正しいと思っていて他の宗派宗旨は間違っていて低俗だと言っているのです。

これは人間関係でいえば自分とは違った考え方の人間は認めないというのと同じです。

したがって本門佛立宗は悪しき宗派であり、本門佛立宗こそまさに低俗な宗教だと言わざるを得ません。

そして最後に私は声を大にして言いたい。

本門佛立宗に限らず宗教で自分や家族が幸福になることは絶対にありません。

実は私は母と本門佛立宗を信仰してきたのです。

本門佛立宗はやたらに現世利益ばかり主張しますが、ご利益なんかあった試しがありません。

私はとても不幸な人間だし、うちはとても不幸な家庭です。

宗教で人が幸福になることはないし、むしろ弊害が発生します。

そこでこのブログを読んでいる方には是非特定の宗教団体には入らないことをお勧めします。

そんなことをするより色々な神社巡りをして御朱印でも集めたほうがよっぽど楽しいと思います。