水道局員が水道料金を滞納している人を訪ねて行って料金の徴収に応じない人の家の停水を執行するという内容です。
水道料金を滞納している母親と娘姉妹の3人暮らしの家を水道局員(生田斗真)が訪ねて行くのですが母親(門脇麦)は携帯をいじっていて我関せずといった態度を取ります。
この母親はネグレクトをしていて、子供を家に置いて派手な格好をして何日も家をあけて男と遊び呆けています。
水道局員(生田斗真)は停水執行する前にバスタブやバケツに水を貯めてやったり、姉妹にアイスを買ってやったりします。
この映画のテーマは貧困とネグレクトと人間の渇いた心と人に対する愛情です。
上映後にこの映画のプロデューサーと監督のトークショーがありました。
そしてそのあとにプロデューサーと監督のサイン会がありました。
僕はパンフレットにお二人にサインをして頂いて監督に「水道局員というものを通して貧困とネグレクトという社会問題を取り上げている良い映画だと思いました」と感想を言ったら「ありがとうございます」と言ってくれました。