レンタルDVDで映画「愛を語れば変態ですか」を観ました。
この映画は舞台演出家の福原充則という人の初監督作品です。
したがって場面が少なく会話が多くて演劇的です。
っていうか、カレー店の夫婦のところにバイトの面接で来た男が高圧的だったり、カレー店開店祝いに客がレトルトカレーを持って来たり、これは映画ではなくコントです。
そしてカレー店の可愛らしくて清楚で大人しい奥さんが自分がかつて浮気をした男が次々と店に現れ旦那や浮気相手に責められ自暴自棄になり豹変して外へ走り出て行って前から自転車で来た男に飛び蹴りを食らわせてキスをしたりして、私が世界中の男を幸せにしてやる!と叫びます。
僕もバイトをクビになったり、面接を受けても不採用になったり、怠けて働かず家で威張っている弟をぶっ殺したかったりして自暴自棄になってキチガイになって世の中で暴れたいという欲求があるので、この映画はスカッとする映画でした。