今週のお題「秋の味覚」といえば色々あると思いますが、僕は椎茸を取り上げてその蘊蓄を垂れたいと思います。
というのは僕は2年前に就労継続支援A型で椎茸栽培の仕事を半年していたので、一応普通の人よりは椎茸に詳しいと自負しています。
ところで椎茸は秋の味覚なのでしょうか?
みなさんご存知のとおり椎茸はスーパーで一年中売られていますが、これは栽培されている椎茸です。栽培されている椎茸は、原木椎茸といって木に椎茸の菌を植えて栽培されているものと、菌床椎茸といって四角い土の塊に椎茸の菌を植えて栽培されているものがあります。
菌床椎茸はニョキニョキ生えて来るので毎日収穫されます。しかもビニールハウス栽培なので一年中安定して穫れますが旬は春と秋です。
原木椎や茸も同じように一年中穫れて旬も春と秋ですが、味と歯ごたえが菌床栽培とは違います。
そして椎茸栽培の仕事は収穫した椎茸の選別というのがあります。下の写真を見てください。
椎茸が3つ並んでいます。一番左の椎茸は傘が閉じていますが真ん中と一番右の椎茸は傘が開いているのがおわかりいただけると思います。このように椎茸の傘の形状によって2種類に選別しますが、大きさが大きいものはAで、それより小さくて傘が閉じていれはBで、開いていればCというふうに全部で3種類に選別します。
さて秋の味覚椎茸のオススメの食べ方は「椎茸の醤油バター炒めです」まず椎茸の軸を切り落としフライパンにバターを溶かし椎茸を入れて醤油とお酒垂らして塩コショウして炒めて出来上がりです。
尚、椎茸は出汁が出るので煮物や野菜炒めに入れると美味しくなります。