おむぅの日記

主に今日の出来事、フィギュアやドールのこと、映画の感想、ひとり日帰り小旅行などを綴ります。そして時折知ったかぶりもコキます。

MINAMATA

清瀬けやきホールで映画「MINAMATA」を観ました。

この映画は写真家が水俣病で苦しむ人の現実を写真に残すという作品です。

実際の水俣病患者(目も見えず口も効けず体も動かせず口が開いたままで目も見開いたままの人)を出演させているリアリティーのある映画です。

今でも水俣病で苦しんでいる人は、たくさんいます。

そこで今日は公害について書きたいと思います。

昔、僕が小さい頃よく叔父にクルマで親戚の家ヘ連れて行ってもらいました。

そのとき東名高速を通るのですが、クルマが川崎の工場地帯に入ると、ものすごいスモッグと悪臭で窓を開けていられませんでした。

昔は環境破壊なんていう概念がまったくなく、工場は空に煙突の煙は撒き散らし放題で川や海に廃棄物も流し放題だったんですよね。

でも今は地球環境を守るようになり、もう公害という言葉は死語になりましたね。

今でも水俣市チッソという会社が海に廃棄した水銀で妊婦の胎児に悪影響が出て、生まれつき手が震えたり指の奇形といった障害を持っている人がいるのです。

今日はその現実を知りました。