この記事はネタバレしますのでご注意ください。
すごい迫力で人間ドラマもあって、かなり面白かったです。
今回のゴジラは写真を見て頂ければお分かりだと思いますが「シン・ゴジラ」ときのゴジラとは背びれの形が全然違っていて、これもまたすごい迫力です。
もともと僕はゴジラの形はカッコよくて大好きなので、今回のゴジラのフィギュアが欲しいです。
舞台は戦争直後の焼け野原になって何もなくなった日本に、そこに追討ちをかけるようにゴジラが現れて目茶苦茶に破壊して、ゼロからマイナスになるという告知だったのですが、それだけの映画ではありませんでした。
機関銃を打っても軍艦から大砲を打っても戦車から大砲を打っても死なずに再生しまうゴジラなので、最後は一体どうやってやっつけるんだろうと思っていました。
主人公は神木隆之介演じる元特攻隊員で、彼は特攻せずに逃げてしまい、復員して日本へ帰って来てもその負い目を抱え続けていて、浜辺美波演じる奥さんに「あなたは何を抱えているのですか？それを私にも分けてください」と訴えられ、彼は彼女にすべてを打ち明けます。
そしてゴジラが街にやって来て口から白熱光線を吐いたとき強風が吹いて来たので、浜辺美波は夫をビルの間に突き飛ばして助けて自分は吹き飛ばされて行方不明になります。
そして吉岡秀隆演じる学者がゴジラをやっつける作戦を立てます。
そして神木隆之介は別の方法でゴジラをやっけようと思い、自分の命と引き換えに爆弾を積んだ戦闘機に乗ってゴジラの口の中に突っ込む作戦を立て、実行するのですが突っ込む瞬間に脱出して命が助かります。
そして見事にゴジラをやっけることに成功します。
そして死んだと思っていた奥さんが生きていることが分かり、彼女が入院している病院で再会します。
このラストシーンがちょっぴり泣けます。
この映画のテーマは、戦争だからといって特攻で死ぬのは間違っていて生きることが正しい。人間は如何なることがあっても死んではいけない。命を惜しむことは決して恥ではない。生きなければならないということだと思います。
